2018年9月9日〜12日(日〜水) 番外編・北海道&東日本パス「東北一周の旅」

                                 出発時間  : 午前7時36分
                                 集合場所  : JR東北本線「浦和駅」


 1日目(9/9)
 7:36 浦和駅(東北本線) 埼玉県さいたま市浦和区高砂1−16−12

 今回は初めての「北海道&東日本パス」を使って北海道へ上陸する予定でした。
 青春18きっぷよりこっちの方が第3セクターの鉄道を利用できたり、新幹線の利用も便
 利ですからね。 でも、9月6日に「北海道胆振東部地震」が発生! 北海道各所の鉄道
 が被害を受けたため、急きょ北海道上陸はあきらめ、東北一周の旅に変更しました。
 
 とりあえず仙台までは北海道のコースと変わらないため、武蔵野線・京浜東北線を利用し
 て浦和駅へ到着しました。 乗車予定の電車までまだ時間があります。 ここはちょっと腹
 ごしらえ。 立ち食いそばの「いろり庵きらく」でちくわ天そばをいただきます。 大きいちく
 わ天が美味しいです。 さあ電車(1524E)がやって来ました。 それでは出発進行(^^)/~~~
 9:08 宇都宮駅(東北本線)
          栃木県宇都宮市川向町1−23

 8:58に宇都宮駅に到着しました。 次の
 電車まで乗り換え時間は10分。 宇都宮
 駅はいつも、乗り換えのダイヤがちょうど
 よく、そして喫煙所もないのであきらめるこ
 とに慣れちゃいました。 黒磯行の電車(6
 39M)もやって来ました。 次行きますよ。
 10:26 黒磯駅(東北本線)
          栃木県那須塩原市本町1−1
 10:01に黒磯駅に到着です。 黒磯駅か
 ら新白河駅への電車は1時間10〜20分
 に1本なので乗り換え時間は25分あります
 。 以前は郡山駅まで直で行けたはずなん
 だけど・・・? 今は新白河駅で乗り換えに
 なっちゃったんですね。
 のんびりと4時間ぶりの一服をします。
 さて、新白河行きの電車(4133D)がやって
 来ました。 おっと新しい車両になったんで
 すね。 次行きま〜す。
 10:53 新白河駅(東北本線)
       福島県西白河郡西郷村字道南東114
 
 10:50に新白河駅に到着しました。 この
 駅は今年2月に仙台からの帰りで1回だけ
 下りたことのある駅です。
 さて、郡山行きの電車(2133M)も到着しま
 した。 乗車客もいっぱいいるみたいなの
 で早く席取りしなっくちゃ。
 11:39 郡山駅(東北本線)
             
福島県郡山市字燧田195
 
 11:32に郡山駅に到着。 郡山駅にはも
 う何回来たんでしょう?  東北方面のル
 ートは必ずこの駅で乗り換えるのでもう慣
 れちゃいました。 次の福島駅行きの電車
 (1139M)はすでの到着しています。 乗り
 換え時間7分。 一服する時間はないです
 ね。 それでは福島駅に向けて出発!
 12:40 福島駅(東北本線) 福島県福島市栄町1−1
 
 12:27に福島駅に到着しました。 次の仙台駅行きは快速の仙台シティラビット5号(3575M)です。 出発まではあと13分ありますね。
 座席も確保できたし・・・。 でも駅弁を買う時間はありません。 お腹空いたな。 しかたないのでホーム先端の喫煙所で2時間ぶりの
 至福のひと時を過ごします。 そろそろ出発時間ですね。 仙台まで1時間15分。 のんびりと景色を楽しみますか♪
 14:15 仙台駅(仙石東北ライン) 宮城県仙台市青葉区中央1−1−1
 
 13:55に仙台駅に到着しました。 仙台駅は今年の2月に第105回ミーティングで来て以来ですね。 でも今日は仙石東北ラインで石巻
 まで向かいます。 この路線は1時間に1本の割合で出ています。 次の快速電車(5575D)はすでにホームに到着していますね。 初め
 て乗る電車。 先頭には「HYBRID」と書かれています。 HB-E210系気動車と呼ばれる電車で、エンジンの動力は発電機を回転させる
 電力用として使用し、発電機と蓄電池の電力でモーターを駆動するシリーズハイブリッド方式と呼ばれる電車だそうです。 まあよくわか
 りませんが静かな電車ですね。 それでは今日の宿泊地石巻へ向け出発します。
   15:17 石巻駅 宮城県石巻市鋳銭場9−1
 
 石巻駅までやって来ました。 ここへ来たのは中学1年の時、石巻線へSLを撮りに来て
 以来なので50年ぶりくらいになるんでしょうか? 懐かしいというより記憶に残っていませ
 ん。 今回の旅行の目的地「石ノ森萬画館」はここにあるので、今日はここで泊まります。
 改札を出るとさっそくサイボーグ009、001、003と仮面ライダーが出迎えてくれました。
 期待がどんどん高まりますね。 そして駅前にはシージェッター海斗(このキャラクターは
 私は全く知りません)が乗っているからくり時計が。 毎時00分に動き出すらしいのです
 が40分も待っていられないので先に進みましょう。
 石巻マンガロード
 石巻駅から駅前大通り、立町大通りから石ノ森萬画館までの通りには石ノ森先生のキャラクター像がたくさん立っており、通称「マンガ
 ロード」と呼ばれています。 マンガロードには、モニュメントだけではなく、ベンチ、ポスト、マンホールの蓋等至る所に石ノ森キャラが隠
 れています。 あまり時間もないのでキャラクター像を追いかけて石ノ森萬画館へ向かいます。
 サイボーグ003 <駅舎前>
 フランソワーズ・アルヌール(フランス)
 レーダー・センサー能力を保有し、4km四
 方の索敵聴覚、有効範囲50kmの遠視力
 を持っています。
 サイボーグ002 <駅舎上>
 ジェット・リンク(アメリカ)
 マッハ5で空中を自在に飛ぶことができる。
 仮面ライダーV3
   <駅向かい側、石巻市役所前>
 1973年2月〜1974年2月に放映された
 仮面ライダー3号です。
 サイボーグ005 <駅前大通り右側>
 ジェロニモ・ジュニア(インディアン)
 砲弾にも耐える装甲皮膚と、超高出力エン
 ジン・人工心臓による100万馬力の怪力。
 サイボーグ001
 イワン・ウイスキー(ロシア)
 テレキネシス、テレパシー、テレポート、予
 知夢、自然治癒力など様々な超能力。
 サイボーグ008
 ピュンマ(ケニア)
 両足の裏の噴射口や人工えら、深海の高
 重圧環境に耐える深海活動能力。
 サイボーグ009 <石巻駅前交差点>
 島村ジョー(日本と国籍不明ハーフ)
 7人の技術を結集した完成体で基礎能力
 は他のメンバーより高い。 加速装置によ
 りマッハ5で行動できる。
 サイボーグ004 <立町通り>
 アルベルト・ハインリヒ(ドイツ)
 右手の指は24口径のマシンガン、左手は
 指がダーツ型手裏剣、側面はレーザーナ
 イフ、大腿部にマイクロミサイルを装備。
 サイボーグ007 <七十七銀行前>
 グレート・ブリテン(イギリス)
 でべそのスイッチを押すことで、自身の細
 胞の分子配列を変化させあらゆるものに
 変身可能。
 15:40 コンビニAyersRockホテル石巻 宮城県石巻市立町1−6−21
 
 サイボーグ戦士を見ながら歩いてくると、今日の宿泊予定のホテルの近くまでやって来ま
 した。 そこでこの先石ノ森萬画館へ行くには荷物が邪魔なので、一旦チェックインして荷
 物を置いていくことにします。
 今日のホテルは1名2,995円という格安の宿です。 フロントでチェックインを済ませると
 一旦外へ出て裏側へ回り込んでエレベーターに乗ります。 なんだかマンション?のような
 造りのホテルです。 夜間の外出もフロントを通らなくてよいので、気楽って言えば気楽で
 すね。
 さあ、身軽になったので石ノ森萬画館へ出発しますか♪
 サイボーグ006 <仙台銀行前>
 張々湖(ちゃんちゃんこ)(中国)
 体内に高圧縮エネルギー炉を内蔵し、高
 熱火炎(熱線)を口から放射する能力を持
 つ。
 仮面ライダー <あいプラザ前>
 1971年4月〜1973年2月に放映された
 仮面ライダーです。 1号・2号がいます。
 佐武と市 <商工信用前>
 1968年10月〜1969年9月に放映され
 ました。 江戸時代の江戸を舞台に、下っ
 引きの佐武と盲目の市が殺人事件に挑む
 時代劇です。
 星の子チョビン <COMMON前>
 1974年4月〜9月に放映されました。
 闇の国からせめてきたブルンガ兵団に追
 われ地球に逃亡してきた、妖精の星フェア
 リースターの王子様です。
 がんばれロボコン <元気いちば前>
 1974年10月〜1977年3月に放映され
 ました。 ロボット学校に通っているロボット
 達が人間社会に派遣され、世の為人の為
 に働きながら成長していく物語です。
 石ノ森萬画館
 
正面に旧北上川が見えてきました。 そし
 て、その中洲に建つ宇宙船のような建物が
 石ノ森萬画館です。 東日本大震災では1
 階の6.5m地点まで浸水したそうです。
 16:15 石ノ森萬画館 宮城県石巻市中瀬2−7
 
 旧北上川に架かる西内海橋を渡ると石ノ森萬画館です。
 石ノ森章太郎は、1938年(昭和13年)に宮城県に生まれ、1954年に「二級天使」でデ
 ビューしました。 1964年以降、「サイボーグ009」や「仮面ライダー」など数々のヒット作
 を生み出しました。 1998年死去。 享年60歳。
 石ノ森萬画館の外観は「宇宙船」をイメージして作られ、デザインは石ノ森先生の原案を
 もとに作成されています。 石ノ森先生は「萬画宣言」を提唱しました。 漫画はあらゆる
 事象を表現できる「万画」で、無限大の可能性持つメディアであることから、「漫画」ではな
 く「萬画」であると提唱しました。 それで「漫画館」ではなく「萬画館」という名前になってい
 ます。
 大人840円、中高校生520円、小学生210円、小学生未満は無料です。
 シージェッター海斗(正面玄関)
 石ノ森章太郎が遺したデザイン「鉄魔神シ
 ャドル」を元に2004年に誕生したニューヒ
 ーローです。
 トライドロン・タイプスピード(正面玄関)
 「仮面ライダードライブ」の主人公、泊進ノ
 介の愛車。 タイプワイルド、タイプテクニッ
 クに変形する。
 ロボコンとガンツ先生(正面玄関)
 震災後の2011年11月の再オープンの時
 に館内から正面入口に移設されました。
 スカルマン(1階)
 1970年に「週刊少年マガジン」に掲載され
 た、「仮面ライダー」の原型となった作品で
 す。
 トキワ荘(1階)
 石ノ森先生が青春時代を過ごした東京都
 練馬区にあった「トキワ荘」の15分の1ス
 ケール模型です。
 サイボーグ009の世界(2階)
 サイボーグ戦士たちの研究所を忠実に再
 現しています。 なぜか緑色の服なんです
 ね?
 仮面ライダーの世界(2階)
 仮面ライダー1号から放映中の仮面ライダ
 ーエグゼイドまでの歴代ライダーのマスク
 が展示されています。
 サイクロン号(2階)
 仮面ライダー1号・2号の専用マシンです。
 250円で乗ることのできる体験型アトラク
 ションです。
 人造人間キカイダーの世界(2階)
 1972年7月〜1973年5月に放映されま
 した。 キカイダー誕生の瞬間を見ることが
 出来ます。
 18:23 石巻駅(石巻線) 宮城県石巻市鋳銭場9−1
 
 まだ時間も早いので、石巻線で女川駅まで行くことにしました。 石巻駅まで帰ってくると・・・駅舎の窓にサイボーグ009の絵が描かれ
 ているのがわかりました。 来た時はわからなかったのですが、周りが暗くなると絵がはっきりと見えるんですね。
 女川行きの電車(1645D)がやって来ました。 女川までは6駅26分。 出発します。
 19:12 女川駅(石巻線) 宮城県牡鹿郡女川町女川浜字大原477−59
 
 18:49女川駅に到着しました。 電車はこのまま停まって19:12発の小牛田行の電車(1646D)になるようです。 個々の滞在できる時
 間は23分。 さっそく駅舎の外へ出てみます。 数十年ぶりの女川駅。 すごく立派な建物になっていました。 この駅は2011年3月、
 東日本大震災の津波で駅舎や車両が流されてしまったんですよね。 そして2015年3月、昔の駅舎の内陸側200mの場所にこの駅
 舎が建てられました。 2階には温泉施設も併設され、3階の展望デッキからは女川湾が一望できるのですが・・・この時間では見えませ
 ん。 とにかく復興されてよかったです。 それでは石巻へ戻りますか。
 19:45 石巻酒場
          
宮城県石巻市穀町12−25
 
 石巻に帰ってきました。 さてどこで夕食に
 しますか? 今日は日曜日なので休みの
 お店が多い! しかたなく駅前の居酒屋に
 。 お通しは「宮城県産朝採れ野菜」。 そ
 して「鮮魚階段盛」、「女川産金華サバ炭
 火焼き定食」、「三陸産カキ釜めし」を注文
 。 とりあえず東北の漁港近くの食材は満
 喫できたかな?φ(^O^)▽ 明日は8:23
 発。 そろそろ宿に戻って寝ましょうzzz
 2日目(9/10)
 8:23 石巻駅(石巻線)
            
宮城県石巻市鋳銭場9−1
 7:30に宿を出発。 石巻駅にやって来ま
 した。 この時間は学生が多いですね。
 まだ時間もあるので駅を散策します。 お
 っとトイレまえに灰皿を発見! シャッター
 の絵はサイボーグ009です。 そして階段
 は仮面ライダーの絵なんですね♪
 2両編成の電車がやって来ました。 前は
 初めて見るカラーですが、後ろは昨日も乗
 った白地に黄緑の車両なんですね。
 さて2日目の旅、スタートしましょう♪
 9:05 小牛田駅(東北本線)
       
宮城県遠田郡美里町字藤ケ崎町117
 
 9:00に小牛田駅に到着しました。 電車
 での旅は、私にとって最も北の駅になるか
 も?
 仙台空港発の電車(525M)がやって来まし
 た。 ここから先は未知の領域です。 本
 州最北端に向け出発します。
 10:21 一ノ関駅(東北本線)
       
       岩手県一ノ関市駅前67−1
 
 9:51に一ノ関駅へ到着しました。 鉄道
 の旅では、初めての岩手県上陸です。
 なぜかピカチュウが出迎えてくれました。
 出発まで30分あるので・・・やった。喫煙所
 がありました。
 至福の一服を満喫した後駅舎の外へ出て
 みました。 なにやら顔が3つ並んだ銅像
 が立っています。 阿修羅像みたいですね
 。 近寄ってみると「大槻三賢人像」と書い
 てあります。 杉田玄白から蘭方医学を、
 前野良沢からオランダ語を学んだ人らしい
 です。
 ホームに戻るとまだ時間があったので立ち
 食いそばをいただくことにしました。 昨日
 はお昼抜きでしたからね。 とろろそば40
 0円を注文。 ちょっと太めのおいしいそば
 でした。
 さて電車(1533M)がやって来ました。 さら
 に北へ向かっていきましょう。

 11:57 盛岡駅(IGRいわて銀河鉄道)
       
   岩手県盛岡市盛岡駅前通1−48
 
 11:49に盛岡駅に到着しました。 この先
 は第三セクターのIGRいわて銀河鉄道の
 電車に乗ります。 この鉄道は青春18きっ
 ぷで乗ることはできないんですよね。 でも
 今回利用している北海道&東日本パスで
 は乗ることができるんです。 さて八戸行き
 の電車(4531M)がやって来ました。 出発
 します。
 14:21 八戸駅(青い森鉄道) 青森県八戸市尻内町館田2−2
 
 13:45、1時間47分の電車の旅を終え青森県に突入、八戸駅に到着しました。 青森駅行の電車(579M)の出発まで36分あるので、
 気分転換で駅の外まで出てみます。 駅舎の中では青森県八戸市を中心とする南部地方に古くからある郷土玩具、「八幡駒」が迎えて
 くれました。 八戸駅はホテルメッツが併設された立派な駅でした。 しかし外はあいにくの雨。 周辺にはめぼしいものはなさそうなので
 駅弁を買ってホームに戻ります。 おっとホームの先に喫煙所を発見♪ この先は第三セクターの「青い森鉄道」を利用するのですが、
 この八戸駅から青森駅間は青春18きっぷでも通過利用だけだったら利用できるんですよね。 まあ私が使っている北海道&東日本パ
 スだったら途中下車も可能です。 おっと!これから乗る「青い森鉄道」、今乗って来た「IGRいわて銀河鉄道」そして一番向こうは「JR八
 戸線」でしょうか? 3両そろい踏みです。 それでは今日の最終目的地青森駅へ向け出発します。
 うにとウニと雲丹(1180円)
 津軽雪国海鮮ずし(1150円)

 青森駅着は15:51. 1時間半あるので電
 車内で遅い昼食にします。
 うにとウニと雲丹弁当は、うにのトマトクリ
 ームソース、うにのあんかけイクラのせ、う
 にのすき焼き味玉子とじの、うに尽くしの弁
 当です。
 津軽雪国海鮮ずしは、カニ、うに、いくら、
 紅鮭という北の海を代表する4つの食材が
 のった弁当です。
 15:51 青森駅(青い森鉄道) 青森県青森市柳川1−1−1
 
 本日の宿泊地青森駅に到着しました。青森といえば毎年8月に行われる「ねぶた祭」ですよね。 駅の構内でねぶたが出迎えてくれまし
 た。 でも青森駅って意外と小さいんですね。 県庁所在地の駅だから、もっと大きい建物を想像していたんですが・・・。
 では時間も早いので、チェックインを済ませ散策に出かけましょう。
 16:20 アパホテル青森駅東 青森県青森市安方1−11−2
 
 青森駅から東へ5分ほど歩くと、今日の宿泊ホテルアパホテル青森駅東が見えてきまし
 た。 駅から5分という立地なのに、周りは繁華街でもなくちょっとさびれた感じがします。
 アパホテルは初めての利用なんですが、さすが有名なホテルチェーンだけあってきれい
 なホテルですね。 フロントもゴージャスでした。
 チェックインを済ませ、部屋に荷物を置いて身軽になったので、散策をして夕食に出かけ
 ますか。♪
 青森ベイエリア
 
 ホテルの北側が青森ベイエリアになります
 。 駅の方へ5分ほど歩くと右側に赤い鉄
 板を並べた建物が見えてきました。 ねぶ
 たの家ワ・ラッセです。 館内はねぶたミュ
 ージアムになっているのですが、時間がな
 いので観覧はあきらめます。
 ぐるっと回って海側に出ると黄色い船が見
 えます。 青函連絡船メモリアルシップ八甲
 田丸です。 こちらも艦内を見学できるの
 ですが、また時間のある時に・・・。
 青い海公園の遊歩道を歩いているとモニ
 ュメントが建っていました。 太宰治の小説
 「思ひ出」の中で語られている「赤い絲」に
 ついて語り合った挿話を基に、青森、函館
 の両港に設置されたものだそうです。
 おっと、大きな客船が出航しようとしていま
 す。 日本最大のクルーズ客船「飛鳥U」
 です。 いつかあんな大きな船で世界を旅
 してみたいですね。 
 18:00 居酒屋すみれ組
            
青森県青森市安方1−4−13
 
 あたりも暗くなってきたのでそろそろ夕食?
 にしましょう。
 ホテルのフロントで、近所で地の物が食べ
 られるお店を聞いて見て回ったのですが、
 結局ホテルのすぐ裏の安くて美味しいとい
 う店にしました。 ちょっと入りにくい感じの
 お店ですが、中に入ると気さくな女将さん
 が迎えてくれました。
 注文したのは「お得4品セット(1700円)」。
 「ほたて直火焼き」と「めかぶ酢の物」「あん
 こうとも合え」「刺身2種盛り」のセットです。
 ほたては新鮮で火にかけると美味しい汁が
 ジュワー。 めかぶはコリコリシコシコ。 あ
 んこうは濃厚。 さしみは新鮮なまぐろとほ
 たて。 そして追加で「みがきにしん(450円
 )」と「下北産いか生干し焼(680円)」。
 にしんは噛めば噛むほど味が出てきて、い
 かも肉厚で量も多く食べ応え十分。 ご飯
 抜きでお腹一杯になりました。
 ごちそうさまでした。φ(^O^)▽
 20:05 アパホテル青森駅東 青森県青森市安方1−11−2
 
 居酒屋で2時間ほど海の幸を満喫し宿に帰ってきました。 明日は8:10発のリゾートし
 らかみに乗らなければならないので7:30には宿を出発しないと。
 早く風呂に入って今日1日の汗を流し、明日に備えて寝ないと。
 窓の外にははベイエリアの景色が広がっています。 つり橋の緑の光が幻想的ですね。
 それでは今日も1日お疲れさまでした。 おやすみなさいzzz
 3日目(9/11)
 7:35 立ち喰いそば処 津軽 青森県青森市柳川1−2−3
 
 7:25にホテルを出ました。 ひとり2500円で泊まれる、きれいで心地良いホテルでした。 駅まで5分。 今日の電車は指定席なので
 席取りをしなくて大丈夫です。 まだ時間があるので朝食にしましょう。 駅までやって来ると駅の左隣のビル1階に立ち食いそばがあり
 ました。 目を引くのはちょっとお高いですが「津軽そば(450円)」。 ふつうのかけそばは300円なので150円も高いそばです。 食
 券を買って待っていると出てきました。 そば粉100%のつなぎなしのそばなのでちょっとパツパツと切れてしまいます。 まあ10割そば
 だったらこんなものでしょう。 煮干しのきいた薄い色の汁ですが美味しい汁でした。 ごちそうさまでした。φ(^O^)▽
 8:10 青森駅(奥羽本線)
            
青森県青森市柳川1−1−1
 
 青森駅に到着。 昨日、一昨日と天気が悪
 かったのに、今日は一転、真っ青な空です
 。 今日は「リゾートしらかみ」に乗ります。
 前もって9日に石巻駅で指定席券(320円
 )を買っておきました。
 「青春18きっぷ」や「北海道&東日本パス
 」では特急や急行には乗れないのですが
 この電車は快速電車。 指定席券さえ買え
 ば乗れるんですよね。
 私たちが乗る車両はオレンジ色の「くまげ
 ら」。 他には緑色の「ぶな」、青色の「青池
 」の3編成があります。
 車内は1・3・4号車は2+2の特急型座席
 。 再前方と最後方に車内イベントスペー
 スがあります。 でも私が取った座席は2
 号車。 ボックス型座席です。 でも知らな
 い人と相席になっちゃいますが。 どちらの
 車両も海側はA席なので指定はA席がいい
 ですよ。
 それでは秋田駅へ向け出発します。
 9:02 川部駅(五能線) 青森県南津軽郡田舎館村川部
 
 青森駅を出発した「リゾートしらかみ」は4号車を先頭に奥羽本線を走り弘前駅まで行きます。 弘前駅で今度は1号車を先頭に川部駅
 まで戻ります。 そしてここ川部駅が五能線の終点駅です。 今日は上り線の利用なので、ここが私たちの五能線出発駅になります。
 ここでまた4号車が先頭になるので運転手の乗り換え。 停車時間が7分あるので一服タイムにします。 のどかな駅ですね。 ほとんど
 音が聞こえてきません。 「くまげら」も連結部を見ると普通の車両なんですね。 さて出発の時間みたいです。
 五能線 五所川原駅〜鯵ヶ沢駅
 
 五所川原駅を過ぎたあたりから、最後方車
 両の1号車でイベントが始まりました。
 津軽三味線の生演奏です。 速いテンポで
 叩きつけるようなバチさばき。 圧巻ですね
 。
 窓から外を眺めると広大な田んぼ。 そし
 てその奥に見える「岩木山」の雄姿。
 今、青森にいるんだなって気分にさせてく
 れます。 
 10:31 千畳敷駅(五能線) 青森県西津軽郡深浦町大字北金ケ沢字榊原
 
 千畳敷駅に到着しました。 「ここで15分停車しますので、散策をお楽しみ下さい。」とのアナウンスが。 千畳敷駅はホームとスロープ
 だけの簡単な駅で、駅舎、改札、ベンチさえもありません。 ホームからスロープを下りるとそのまま外へ出られます。 道路を渡るとす
 ぐ目の前が千畳敷。 寛政2年(1792)の地震で隆起したといわれる海岸段丘面です。 津軽藩の殿様が千畳の畳を敷かせ大宴会を
 開いたという伝説からこの名が付けられました。 「日本の水浴場55選」、「日本の夕陽百選」にも選ばれているきれいな海岸です。
 入口には青森県出身の作家「太宰治」の小説「津軽」の一節を刻んだ文学碑もあります。 海岸に出てすぐ左側の岩山にはたくさんの
 石仏が祀られています。 時を忘れてボーッとしていたい空間でした。
 五能線 広戸駅〜深浦駅
 
 「リゾートしらかみ」では絶景ポイントでは速
 度を落として運転してくれます。 その度に
 車内アナウンスで知れせてくれます。
 きれいな海ですね。 透明感がすごいです
 。 千畳敷とは違った赤い色の岩場。 青
 い空・海とのコントラストがきれいです。
 この先「深浦」は「日本の夕陽百選」に選ば
 れた町。 夕陽鑑賞タイムの乗車(しらか
 み4号・5号・6号)も楽しそう♪  
 11:02 深浦駅(五能線)
     
青森県西津軽郡深浦町大字深浦字苗代沢
 
 深浦駅に到着しました。 すると反対側ホ
 ームには単線すれ違いのため「リゾートし
 らかみ1号」の「ぶな」車両が停車していま
 した。 2台の車両が停まっている時間は
 およそ3分。 お互いの乗客が皆写真撮影
 に走ります。 「ぶな」は2016年デビュー
 のハイブリッドシステムの新型車両です。
 今度はこっちにも乗りたいですね。
  (※ ぶなの漢字が表示できません)
 五能線 大間越駅〜岩舘駅
 
 またまた速度を落としてくれる絶景ポイント
 です。 高所から眺める日本海がきれいで
 す。 ここも絶景の夕陽ポイント!
 ちょうどこの間が青森県と秋田県の県境に
 なります。
 12:15 能代駅(五能線) 秋田県能代市元町14−40
 
 ついに秋田県に足を踏み入れました。 能代駅に到着です。 っと反対側のホームに「リ
 ゾートしらかみ3号」の「青池」車両がいるじゃないですか。 ここは深浦駅と違って、上り
 下りにホームが分かれているので撮影タイムはないんですね。 すぐに「青池」は発車し
 てしまい、なんとか微妙に写真に収めることしかできませんでした。
   リゾートしらかみ
    青池   1997年4月(2010年12月リニューアル) 下り3号・上り6号
    ぶな   2003年4月(2016年7月リニューアル)  下り1号・上り4号
    くまげら 2006年3月                  下り5号・上り2号
 12:29 東能代駅(奥羽本線) 秋田県能代市鰄渕字下悪戸
 
 東能代駅に到着しました。 五能線の旅はここまでです。 ここからは奥羽本線を走り秋田駅へ向かいます。 ここまでは4号車を先頭
 に走ってきたのですが、ここでまた進行方向を変更、1号車が先頭になります。 当然運転手の乗り換えのため8分の停車になります。
 ホームの端に灰皿を発見。 一服タイムに入ります。 しかし、のどかな風景ですね。 時間がゆっくりと進んでいるような場所です。
 そろそろ出発時間かな? それでは秋田駅まで58分、最後のリゾートしらかみを楽しみますか。(^^♪
 13:27 秋田駅(羽越本線)
               秋田県秋田市中通7−1−2
 
 秋田駅に到着しました。 青森駅を出発し
 て5時間17分。 ここで「くまげら」とお別れ
 です。 このような観光列車?的な電車に
 乗ったのは初めてですが楽しいですね。
 たった320円をプラスするだけで旅の満足
 度がこれほどアップするとは! またいつ
 か乗りたくなりました。 でも、今初めて気
 づいたのですが、「くまげら」って横から見
 ると人の顔みたいなんですね。
 「くまげら」は26分後、今度は5号として青
 森駅に向け出発します。
 さよなら、またね。(^^)/~~~

 秋田駅を降りると名物の「なまはげ」のお
 面が出迎えてくれました。 そして秋田駅記
 念撮影スポットとしてD51の模型と煙室戸
 のが展示されていました。 そういえばはる
 か昔、機関車に乗って親の実家の秋田へ
 行った記憶が・・・。 もう数十年も前のこと
 ですが・・・。
 秋田比内地鶏や 秋田県秋田市中通7−1−2 トピコ3F
 出発まであと1時間。 ここらでちょっと遅い昼食にしましょう。 駅の外にはめぼしい店が見つからなかったので、駅ビルのトピコ3階の
 レストラン街へ。 9軒ほどお店がありますが、やはりここは秋田でしか食べられないものでしょう。 ってことで「秋田比内地鶏や」に決
 めました。 注文は「比内地鶏の親子丼と田沢湖冷麺セット(1100円)」です。 日本三大地鶏として有名な比内地鶏とふわふわの卵
 が絶妙にからみあう最高の親子丼です。 そして歯ごたえのある冷麺。 さっぱりとした汁が口の中をリセットし、再度比内地鶏の味を
 楽しめます。 ごちそうさまでした。φ(^O^)▽
 
 15:16 秋田駅(羽越本線) 秋田県秋田市中通7−1−2
 さてお腹もいっぱいになったし、そろそろ出発の時間です。 酒田駅行きの電車(546M)がやって来ました。 本日の宿泊先、酒田へ向
 けて出発しましょう。
 17:08 酒田駅(羽越本線)
 
             山形県酒田市幸町1−1−1
 
 鳥海山が見えてきました。 この先は山形
 県です。 そして今日の目的地、酒田駅に
 到着しました。 構内には蒸気機関車第9
 632号機の第3動輪と模型が飾られてい
 ました。 一服していると「いなほ7号」が到
 着。 いいですね。 普通列車にしか乗れ
 ない私には雲の上の存在です。
 じゃ、宿に向かいますか。
 17:35 酒田ステーションホテル
 
             山形県酒田市幸町1−9−6
 
 酒田駅を出て西へ100mほど歩きます。
 周りに夕食を食べられるところはと探しな
 がら歩いたのですが、これが駅前のメイン
 通りですよ。 何もありません。 居酒屋が
 1軒だけ。 とりあえず宿に着いたのでチェ
 ックインを済ませ、荷物を置いてもうちょっ
 と探してみましょう。
 18:10 雲の糸 酒田店
 
               山形県酒田御成町8−18
 あっちこっち歩き回ってやっとラーメン屋を
 見つけました。 最近人気の酒田ラーメン。
 今日はここで夕食にします。 注文は「煮
 干し中華細麺(中)+ライス」です。 出てき
 た麺をひとくち。 ??なにこれ。 味が薄
 くて美味しくない。 これで食べログ3.4の
 店? ご飯だけきれいに食べてラーメンは
 半分残しちゃいました。
 もう宿に帰って寝ます。おやすみなさいzz 
 4日目(9/12)
 6:15 酒田ステーションホテル 山形県酒田市幸町1−9−6
 
 今日は7:00の電車に乗らなければならないので5:15に起床。 6:15にはチェックア
 ウトしました。 しかしこのホテルは今まで泊まったホテルの中で最悪。 宿泊者2名で予
 約したのに、部屋へ入るとタオルやアメニティ、枕などは一人分しか用意されていません
 。 フロントに行くと少し待たされ、とてもきれいとは言えないものを渡されました。 部屋
 の入口脇に漫画の本棚があり夜中もうるさく、部屋にティッシュがなくトイレットペーパー
 が置いてありました。 じゃらんの口コミにも同じ事が書いてありましたね。
 お世話になりました。 もう2度と利用することはないでしょう。
 このホテルといい、昨日のラーメントいい酒田の印象が悪くなりました。 
 7:00 酒田駅(羽越本線) 山形県酒田市幸町1−1−1
 
 酒田駅に着きました。 まだこの時間はほとんど人がいませんね。 出発までまだ45分もあります。 ホームを散策していると、なぜか
 米俵を乗せた小舟が飾られていました。 村上行の電車(822D)も到着しています。 先頭の3両は青色の電車ですが、後方に1両は
 赤色の電車なんですね。 朝食はまだなのでお腹が空きました。 しかしエキナカや駅周辺に立ち食いそばのお店はありません。
 しかたないので駅の売店で「弁慶おにぎり(193円)」を買いました。 「弁慶めし」って庄内地域に古くから伝わるは郷土料理なんですね
 。 表面にみそをまんべんなく塗り、青菜漬けの葉で包み込み、炭火であぶって表面に焼き目を付けたおにぎりなんですね。 見た感じ
 はかなり大きめのまんまるとしたおにぎり。 丸いので表面は味噌の味が美味しいのですが、中はただの白飯。 焼きたてだったり、普
 通のおにぎりサイズだったらもっと美味しかったかも? それでは最終日、出発します。 
 9:53 村上駅(羽越本線) 新潟県村上市田端町11−11
 
 新潟県に入り、9:36村上駅に到着です。 乗り換えの電車(1932M)は10m先に停まっていました。 出発まで17分。 あまり時間が
 ないのでホームをプラプラしますが・・・何もないですね。 この駅がIC乗車券「Suica」の新潟エリア最北端になるみたいです。 では先
 へ進みましょう。
 11:07 新潟駅(信越本線)
        
新潟県新潟市中央区花園1−1−1
 
 11:05新潟駅に到着しました。 次の長
 岡行きの電車(436M)への乗り換え時間は
 2分しかありません。 すでに電車は到着
 しています。 時間がないので慌てて撮っ
 た駅名案内板の写真も傾いてしまいました
 。 急げ〜!
 13:48 長岡駅(上越線) 新潟県長岡市城内町2−794−4
 
 12:21長岡駅に到着しました。 長岡駅は今年の3月以来、半年ぶりの来訪です。 乗り換え時間が1時間27分あるのでここで昼食
 にします。 どこで食べるか決めていなかったのでとりあえず駅を出てみます。 3月は西口のホテルに泊まったんですよね。 今回は東
 口へでます。 すると駅ビルのE・PLAZAの1階に美味しそうな海鮮のお店が。 「海宝丸」というお店です。 ここで昼食にします。
 注文は「本マグロ入り海鮮丼(1360円)」。 寿司桶のような器にはみ出すほどの刺身。 本マグロの他、タイ、ブリ、タコ、エビ、中落ち
 など下のご飯がみえないほどたくさんの刺身がのっていました。 どれも新鮮で美味しいです。 これでこの値段なら大満足ですね。 ご
 ちそうさまでした。φ(^O^)▽ 東口は初めて下りましたが、西口よりは少し落ち着いているんですね。 そろそろホームへ戻りますか。
 ホームを探すと、おっと喫煙所がありました。 なんか静かでいい雰囲気ですね。 水上行きの電車(1736M)も到着しました。 それでは
 喧騒の都会へ戻りましょうか。 
 15:53 水上駅(上越線)
        
群馬県利根郡みなかみ町鹿野沢96
 
 15:46水上駅まで帰ってきました。 乗り
 換え時間は7分。 高崎駅行きの電車(74
 4M)はすでに着いています。 階段を上っ
 て反対側のホームへ行かなければならな
 いのに、大きな荷物を持ったお年寄りが
 邪魔をしてなかなか前へ進めません。
 やっと渡り終えたときには出発時間間近。
 それでは出発します。
 17:37 高崎駅(高崎線) 群馬県高崎市八島町222
 
 16:56高崎駅へ到着。 ドアが開くとどっと雑踏の音が入ってきて「ああ、帰って来ちゃったんだな。」って実感します。 一旦改札から
 外へ出て腰を伸ばして一服します。 今回の旅行を思い返すと・・・残念ながら当初の予定の北海道には渡れませんでしたが、本州最北
 の青森県に到達でき、サイボーグ009にも会えたし、リゾートしらかみに乗ることもできたので、100点満点の旅行だったと思います。
 また、次の旅行の計画を立てるのが楽しみになりました。 高崎線通勤快速(3932M)がやって来ました。 最後の電車楽しみましょう。
 それでは、また。(^ー^)ノ~~





    


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