( 古木 ・ 巨木 )


 名古屋城のカヤ
 
愛知県名古屋市中区本丸1番
 大宰府神社のクス
 
福岡県太宰府市宰府4−7−1
 大宰府神社のクス
 
福岡県太宰府市宰府4−7−1
 樹高16m、幹周8m、樹齢600年
 名古屋城の正門をくぐるとすぐ左側に見えてきます。
 慶長20年(1615)に初代藩主徳川義直が大阪冬の
 陣に出陣する際、実を食したと言われています。
 昭和20年(1945)の大空襲で被災し半分以上焼け
 てしまいましたが、樹勢を取り戻し現在の姿になりま
 した。
 樹高28.5m、幹周11.7m、樹齢1500年
 太宰府天満宮に生育する樟の内3本が国天然記念
 物に指定されています。 その中でも最大なのが神
 社境内西側の誠心館前に立つ「大樟」です。 基部
 は空洞になっていますが、地上3m付近から3本の
 枝に分かれて直上し、枝張りは30mにも及びます。
 樹高17.1m、幹周10.6m、樹齢1000‐1500年
 残り2本の国指定天然記念物は本殿の後ろにある
 「夫婦樟」です。 石積みの囲いに中に2本並んで
 生育しており、根本付近で互いに密着して一体化し
 ています。
 根岸の大いちょう
 青森県上北郡おいらせ町字下谷地9
 松山城山樹叢
 
愛媛県松山市丸之内1
 天神の森(クス)
 
福岡県太宰府市宰府4−7−1 天満宮
 樹高40m、幹周14.1m、樹齢1100年
 町立図書館裏の不動堂境内に立っています。
 円仁(慈覚大師)が奥州地方巡礼の際に、旅の疲れ
 からちょっとまどろんだところ、持っていたイチョウの
 枝が大地に根付いたという伝説があります。
 昭和63年の調査時は日本一のいちょうと発表され
 た木です(現在は全国第11位)。 今は「長寿日本
 一のいちょう」として大切にされています。
 松山城山は道後平野の中心地、松山市街地の中央
 に位置した標高131.1m、周囲約4kmの県中部地
 域の暖帯林として景観・植生に優れた山で、植物の
 種類も豊富です。 慶長7年(1602)に加藤嘉明が築
 城を始めた頃はハゲ山でその後アカマツが植林され
 山一面を覆ったと伝えられています。
 国の天然記念物に指定される3本の樟を含め、太宰
 府天満宮境内の51本の巨大なクスで形成される森
 です。 幹周5m以上のものが10本、3m以上のもの
 が16本あり、わが国有数のクスノキ群です。 境内
 の梅林とともに環境省の「かおり風景百選」にも選定
 されています。
 永覚寺のイブキ
 福井県敦賀市金ケ崎町2−31
 氣比神宮のユーカリノキ
 福井県敦賀市曙町11−68
 みかえりの桜
 
愛媛県松山市石手2−9−21 石手寺
 樹高10.6m、幹周3.25m
 永覚寺本堂前に植わっています。 枝張り、東西1
 1.4m、南北10.7mの巨木です。 昭和55年の
 豪雪で損傷を受けましたが、元気に育っています。
 樹高10.6m、幹周3.25m
 参道の回廊外右側に植わっています。 枝張り、
 東西11.4m、南北10.8mの巨木で、老樹の為
 樹皮がよく剥落します。
 大鳥居−国指定重要文化財
 樹高6m、根回り1.9m、枝張り12m
 石手寺境内の右奥、宝物館?前の庭園に植わって
 います。 シダレザクラで、松山城主加藤嘉明の子
 明成がこの寺に花見に訪れた時、帰り際にもう一度
 この桜を振り返りその美しさを嘆賞したことからこの
 名が付いたといわれています。
 
二王門−国宝
 本堂・三重塔・鐘楼・護摩堂・訶梨帝母天堂・五輪塔
 −国重要文化財
 ナンジャモンジャの木(2本)
 
愛媛県松山市丸之内73−1 東雲神社
 樹高12m(雄株)、標高9m(雌株)
 東雲神社の石段を2回上り山門をくぐると、1本は次
 の石段左手に、もう1本は左側の白壁脇に立ってい
 ます。 植物名はヒトツバタゴ。 5月に無数の小白
 花が満開となります。
 大美輪の大杉
 山形県最上郡金山町有屋大美輪
 樹高59m、幹周3.45m、樹齢240年(最大)
 金山の林業は宝暦年間(1751-1763)に山奉行を中
 心とした山林経営及び管理体系が形成されていまし
 た。 この大杉は、享保年間(1716-1736)に植林さ
 れたものと推測されています。 伐採を目的として植
 林された杉としては国内最大級と言われ、現在128
 本の巨木群を形成しています。
 熱田神宮の大楠
 
愛知県名古屋市熱田区神宮1−1−1
 熱田神宮の七本楠
 
愛知県名古屋市熱田区神宮1−1−1
 熱田神宮の七本楠
 
愛知県名古屋市熱田区神宮1−1−1
 樹高20m、幹周7.7m、樹齢1000年
 熱田神宮の御神木です。 参道の入口、手水舎の
 先左側に立っています。 弘法大師のお手植えと
 言われています。 この木の中は空洞になってお
 り、中に神の化身である蛇が住んでいます。 木の
 根元には蛇の餌の卵が備えられているので拝むこ
 とができたら金運がアップするそうです。
 樹高23m、幹周7.82m
 
本殿右側の神楽殿の脇を入って行くと「こころの小
 径」があります。 小径を歩いて行くと「清水社」があ
 り、この向側に立っているのが2番目に太い熱田3号
 の大楠です。
 樹高25m、幹周5.5m
 
本殿に向かう参道の中ほど右側に「信長塀」が見
 えます。 その脇に立っているのが七本楠の5番目
 に太い熱田5号の大楠です。
 熱田神宮には7本の大楠が残っています。 この大楠を「七本楠」と呼ばれています。 この七本楠のうち参拝者が見ることができるのは上の3本だけで、他の4本は
 立入禁止区域にあるので参拝者は見ることができません。 一番大きな楠は熱田神宮結婚式城内にあります。 樹高33m、幹周8.67mの大楠です。 そして熱田
 神宮会館の北西に4番目の大楠(樹高34.5m、幹周5.95m)、信長塀の北側の立入禁止場所に6番目の大楠(樹高27.5m、幹周4.48m)が立っています。
 そして7本目はすでに枯死した大楠です。 御田神社社殿北側にあった大楠ですが、幹周が昭和26年に10.3mあったそうなので生きていれば最大の大楠でしょう。
 四天王寺のクスノキ
 大阪府大阪市天王寺区四天王寺1-11-18
 愛染かつら
 大阪府大阪市天王寺区夕陽ヶ丘町5-36
 生根神社のもちの木
 大阪府大阪市住吉区住吉2−3−15
 樹高15.3m、幹周3.4m
 四天王寺の境内に植わっているクスノキの巨木で
 す。
 勝鬘院の赤い薬医門をくぐった右側に植わっていま
 す。 樹齢数百年といわれる巨大な桂の木に、ノウ
 ゼンカズラのツルが巻き付いています。 男性的な
 大樹の桂に寄り添う女性的なかづらとして、「恋愛
 成就・夫婦和合の霊木」として親しまれています。
 樹高12.5m、幹周2.4m、樹齢500年
 生根神社の御神木です。 社殿右側の中庭中央に
 植わっています。
 住吉大社千年楠
 大阪府大阪市住吉区住吉2−9−89
 住吉大社夫婦楠
 大阪府大阪市住吉区住吉2−9−89
 植物季節観測用標本木(ソメイヨシノ)
 
愛媛県松山市道後公園1 道後公園
 樹高18.5m、幹周9.8m、樹齢1000年
 楠くん社(稲荷)の御神木です。 境内の奥に植わ
 っています。
 樹高19.5m、幹周7.9m、樹齢800年
 楠くん社(稲荷)の御神木です。 社殿の正面に植
 わっています。
 道後公園を歩いていると公園中ほどの池の脇に柵
 に囲まれた桜の木があります。 柵の案内板を見る
 と「標本木(桜)」の文字が。 松山地方気象台が愛
 媛県の桜の開花を確認する木なのですね。


    


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