2009年4月23日(木) 東京都西多摩郡檜原村      
                     滝めぐりPartU&福生市

                                 参加者    : PaPaKo
                                 総走行距離 : 134km 33.3km/l


 10:25 清岩院 福生市福生507

 今日は檜原方面へ滝めぐりに出かけます。
 しかしその前に、いつでも行けるという理由
 から訪問していなかった福生を回ります。
 まず最初に立ち寄ったのは東京名湧水57
 選に選ばれている清岩院です。 寺の周り
 にはきれいな水の流れる水路があり、境内
 にも大きな池があります。 期待度最高潮
 しかし本堂脇の水場では、竹筒から流れる
 水はポトポト状態でした。 残念! (>_<)
 10:50 熊川神社 福生市熊川660

 新奥多摩街道を走りJR五日市線を渡りま
 す。 しばらく走ってから右折し住宅街へ。
 熊川神社が見えてきました。
 熊川神社の脇にも水路がありました。 玉
 川上水から引かれた熊川分水だそうです。
 境内に入ると参道両側には七福神が並ん
 でいます。 この神社1か所で七福神巡り
 ができる珍しい神社だそうです。 そして、
 境内最奥の拝殿裏にお目当ての東京都有
 形文化財の本殿がありました。
 11:05 石川酒造 福生市熊川1 ・ 南稲荷神社 福生市熊川57

 新奥多摩街道をを南へ。 内出交番前交差点を右折し睦橋通りにはいります。 すぐ先の路地を左に入ると銘酒多満自慢で有名な石
 川酒造です。 ここの酒蔵は観光地化されていて自由に中に入れます。 蔵の中を見学するには予約が必要ですが、敷地内の出入り
 は自由です。 また敷地内には地ビールや洋食の食べられる「福生のビール小屋」や、和食そば処「雑蔵」など飲食店も完備されていま
 す。 酒やビールも良いですが、今日の目的は「清酒多満自慢の仕込水」です。 駐車場にバイクを停め門をくぐると、すぐ正面に先ほど
 の熊川分水がありました。 脇には大きな夫婦ケヤキがそびえ立ち、根元に仕込水の水飲み場がありました。 そしてこのすぐ奥に建つ
 本蔵と新蔵は両方とも明治に建てられた国登録文化財でした。 せっかくなので広い敷地内を散策します。 すぐ右側には文庫蔵が、そ
 の先には230年ほど前に建てられた長屋門が見えます。 右側には和食そば処雑蔵、そして突き当りには向蔵ビール工房が。 これら
 すべてが国登録文化財です。 そして向蔵のすぐ前には御神木である樹齢700年の福生市天然記念物の「石川家のケヤキ」が・・・。
 もう、名所のかたまりのような場所でした。o(^o^)o 
 そして中央の門から外の出ると、道路の反対側に小さな神社がありました。 そしてここにも大きなケヤキの木が。 福生市天然記念物
 の「南稲荷神社境内のケヤキ」です。 最高の収穫でした。v(^o^)v
以下、滝の詳細画像は名瀑のページをご覧ください。
 12:05 中山の滝 檜原村下元郷1

 それでは本命の滝めぐりスタートです。
 睦橋通りから五日市を過ぎ檜原街道に入
 ります。 檜原村に入った途端左に現れる
 のが「中山の滝」です。 ガードレールをま
 たぎ、けもの道のような急坂を下りると目の
 前に巨石が現れました。 その間を流れる
 急流が中山の滝です。 しかし滝を写すに
 はこの巨石を降りなくては・・・。 落ちたら
 命はないでしょう。(・_・) 慎重に、慎重に歩
 を進めます。
 12:25 吉祥寺滝 檜原村本宿

 檜原村役場を過ぎ、橘橋交差点を左折しま
 す。 100mほど先右側に川に下りる階段
 がありました。 駐車場所がないのでここに
 バイクを入れ階段を下ります。 5分ほど階
 段を下りて行くと目の前に滝らしき姿が。
 でもまた岩場です。 こんどはさっきより高
 いです。 高さは10m以上。 落ちたら即
 死ですね。(>_<)ヽ しかたない。 行きます
 か・・・。
 12:40 四季の里 檜原村本宿5493

 ちょうど昼時なので食事にします。 かねて
 より目をつけていた、払沢の滝入口にある
 郷土料理の店「ひのはら四季の里」へ向か
 います。 ロッジ風のちょっとシャレたお店
 です。
 今日のお目当ては「しゃも肉の朴葉焼きセ
 ット」。 だんご汁ときびご飯が付きます。
 じっくりと味噌をまぶしながら焼き上げてい
 きます。 味噌が焦げた良い香りがただよ
 ってきます。 いただきま〜す。φ(^O^)▽
 13:40 竜神の滝 檜原村数馬下

 お腹もふくれたので滝めぐりを再開します。 橘橋交差点に戻り、檜原街道を奥多摩湖方面に進みます。 左側に南秋川を見ながら進
 みます。 民家もなくなり木々の中を進んでいると指先が痛くなってきました。 ここのところ連日暖かったので、今日はメッシュグローブ
 で来ていたのです。 途中の温度計を見ると、なんと10℃! 寒いわけです。
 奥茶屋を過ぎ、しばらく行くと数馬にはいりました。 竜神の滝はどこ?と探しながら走っていると、右側に大きな駐車場が・・・。 そして
 見慣れた滝の案内板が目に付きました。 バイクを停め、ここから急な坂道を下って行きます。 3分ほどで南秋川の川辺に着きました
 。 目の前には丸太4本を組み合わせた橋が川に架かっており、その橋の先に目指す滝が流れていました。 橋の上から左右を見渡す
 と、ものすごくきれいな景色が広がっています。 木々に覆いつくされた中を、きれいなせせらぎがゆっくりと流れています。 あたりは、
 水の流れる音、そして遠くの滝が落ちる音以外何も聞こえません。 大自然っていいなと痛感した一瞬です。(∩_∩)♪
 13:55 九頭龍の滝 檜原村数馬

 竜神の滝からさらに奥へ。 数馬の湯を過
 ぎ橋を渡ったすぐ右側に案内板がありまし
 た。 駐車場所は・・・と探すも、道路反対
 側の駐車場しかありません。 しかしここに
 は、「無断駐車、罰金・・・」の文字が・・・。
 まあ、バイクだしちょっとだからと無断駐車
 します。 急な坂道を2分くらい下ると、左
 側から水音が聞こえてきました。 崖の間
 を2段になって流れ落ちる、きれいな滝でし
 た。
 14:10 夢の滝 檜原村数馬

 無断駐車で罰金を取られないうちに、急いでバイクに戻りました。 さて、次の滝に行ってみましょう。
 道も上り坂になり、いよいよ奥多摩湖周遊道路です。 目の前に今は閉鎖された料金所が見えてきました。 料金所を過ぎるとすぐ橋が
 あり、その左側に大きな石碑が立っています。 夢の滝です。 石碑から眺めると、目の前の10mくらいの岩肌を優雅に流れ落ちる滝
 の姿が見えます。 滝の近くまで行けそうなので、階段を下りて行きます。 その先は20cmほどの幅しかない土手、さらにその先は丸
 太3本の橋が架かっていました。 土手の高さは5mほど。 落ちたら間違いなく怪我をする高さです。 土手に手を着きながら慎重に歩
 を進めます。 そして橋を渡ろうとすると、丸太3本は結合されていません。(-_-;) 足を乗せると丸太が微妙に動きます。 丸太が動き出
 して、丸太の上を走るようなことになったら漫画の世界です。 そーっと、そーっと丸太を刺激しないようにしてなんとか渡り切りました。
 本当に優雅な滝です。 岩肌に沿って波打ちながら流れ落ちていく様は、女性的な美しさを感じさせてくれます。
 14:25 都民の森 三頭大滝 檜原村数馬7146

 奥多摩周遊道路のワインディングを楽しみ都民の森に到着しました。 さてここからが最後の難関です。 まずは目の前にそびえ立つ2
 00段はあると思われる階段を上ります。 今日はかなり山道を歩いたので、すぐに太ももの筋肉が張ってきました。 中間あたりでは、
 ハーハーいう息遣いと、バクバクする心拍で声も出ません。 管理事務所についた頃には、ここへ来たことを少し後悔するようになりまし
 た。 しかし滝まではここからさらに20分。 もう後へは引けません。 ウッドチップのひかれた「大滝の路」を登って行きます。
 5分くらい歩くと展望の良いところに出ました。 標高1078m。 遠くの山々の景色の中に今走ってきた周遊道路が見えます。
 息も整ってきたので先に進みましょう。 そして歩くこと15分。 目の前に赤く塗られた「滝見橋」が見えてきました。 「三頭大滝」に到着
 です。 落差33mの南秋川最大の滝です。 滝壷を見ようと橋から身を乗り出すと・・・谷底までの高さは25m。 さすがに高いです。
 思わず欄干にしがみついちゃいます。(+_+) 無事、滝も見終わったので来た道を帰ります。 今度は下りだから少しは楽ですね。
 すると左側に「モミの木」の案内板が。 見上げると急な坂道、そして約6分の文字。 これはもう行くっきゃないですね・・・。 
 15:45 九頭龍神社 檜原村数馬7076

 今日もたくさんの滝を見れました。 満足し
 て家路に着きます。 気持ちよく周遊道路
 を下り数馬に入ると、なぜか九頭龍神社が
 気になります。 チョットだけ立ち寄ろうとバ
 イクを停め境内へ・・・。 階段を上がると正
 面に手水舎が見えます。 もしやと思い近
 寄ると、緑色をした龍の口からきれいな水
 が流れていました。 九頭龍神社御神水
 ットです。(^ー^)v  それでは気分良く家へ
 帰りましょう。ε=ε=ε=ε=ε=(o- -)o



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