2007年2月13日(火) 盆堀林道<あきる野市〜八王子市>湧水巡り

                                  参加者    : PaPaKo ・ 工場長
                                  総走行距離 : 109km 25.1Km/l


 12:30 野崎酒造周辺の湧水(あきる野市戸倉63付近)
  
 新青梅街道を西に走ります。 羽村を越え、五日市街道に入ると、周りの風景も畑が多く
 なってきます。 武蔵五日市の駅を左に見ながら進むと、やがて「戸倉」交差点に着きま
 す。 この交差点を左折し本郷通りに入るとすぐ左に「野崎酒造」が見えてきます。
 この野崎酒造を中心に、古い家並みが多数みえます。 道路脇にはたくさんのコンクリー
 トの箱が点在しており、それぞれ2〜3個の蛇口がついています。 蛇口をひねると勢い
 良く水が出てきます。 正面の戸倉城山から湧く伏流水だそうです。
 野崎酒造

 明治17年に創業された酒蔵で、「喜正」と
 いう銘酒を造っています。 喜正の仕込み
 水は、蔵正面の戸倉城山より湧く、伏流水
 を使用しています。 水質はやや軟水で酒
 の品質を劣化させる鉄、マンガンが非常に
 少なく、酒造りに大変適した水です。
 13:00 ランチタイム山びこ食堂
      
 お腹が空いてきたので食事場所を探して
 檜原街道を走りますがなかなか見つかりま
 せん。 その時「山びこ食堂」の看板が!
 今日のお昼はここに決定です。
  
 煮込み定食 700円
  煮込み、おでん、ライス、みそ汁、お新香
 13:35 大日影通りの湧水

 野崎酒造の先を右折し大日影通りに入ります。 ここは広い通りなのですがダンプが頻
 繁に通ります。
 民家がなくなり上りのワインディングになりました。 気持ちよく飛ばそうとアクセルを開け
 右カーブを抜けると道路が濡れているのに気付きました。
 アレッとアクセルを緩めた途端、左側崖面から2本のビニールパイプが突き出ており、そ
 こから水が流れ出ているのを発見しました。
 13:50 林道盆堀線(あきる野側起点)

 大日影通りで今日のコーヒーの湧水を手に入れた後、盆掘林道を目指します。
 大型ダンプを避けながら道を上って行くと、ダンプの停車場を過ぎたあたりからダートになります。 いよいよ盆堀林道突入です。
 ここから500mくらいはダートが続き、その後舗装路になります。 道は極端に細くなりますが、これから先はダンプとすれ違う心配はあ
 りません。 右側には、あきる野市の盆堀川取水場がありました。 川を流れている水が真っ青でとてもおいしそう。 こんな水が毎日飲
 めるなんてうらやましい限りです。 
 盆堀川は至る所、柵で中に入れないようになっていました。 地元住民の水場が荒らされないよう、市もがんばっているんですね。
 14:10 入山峠(600m)
       
 あきる野市から八王子市へ突入です。
 そして、盆堀林道最高地点、入山峠に到着
 しました。
 途中崖崩れで道が半分埋まっていたり、あ
 ちこちに転がっている人の頭ほどの岩を避
 けて走ったり、道全面を覆っている土砂に
 タイヤを滑らせたりと、少しアドベンチャー
 気分の走行でした。
 14:17 入山トンネル

 入山トンネル到着です。
 電気も点いていない、車1台がやっと通れ
 る大きさのトンネルです。
 写真を撮っている間、車はまったく走って
 いなかったので、安心してトンネルに進入
 しようとすると前方からライトが・・・。
 中でのすれ違いは不可能なので、とりあえ
 ず車に道を譲ります。
 14:21 盆堀林道の湧水

 トンネルを抜けると、すぐに湧水を発見。
 場所は小津町から上恩方町に入ってすぐ
 の左側崖面からです。
 ここからの湧出量はかなり多く手ですくって
 飲むことができました。
 おいしかった〜!
 14:30 林道盆堀線
         (八王子側起点)

 盆堀林道終点の八王子側起点です。
 ここはゲートが設けられ、チェーンが張ら
 れていました。 といっても簡単にはずせる
 ようになっていましたが・・・。
 盆掘林道は短い距離でしたが大自然を十
 分満喫できる、素晴らしい林道でした。
 14:35 夕やけ小やけふれあいの里 (入園200円)
 
 盆掘林道起点から左、八王子方面へ向かうとすぐに「夕やけ小やけふれあいの里」に到
 着します。 ここの「夕やけ小やけ館」には、八王子の出身で、「夕焼小焼」の作詞家、中
 村雨紅に関する資料が展示してあります。 駐車場からつり橋(夕やけ小やけ橋)を渡る
 と展示場なのですが、今日は見学はせずに、つり橋前のベンチでコーヒータイムです。
 大日影通りで汲んできた湧水をパーコレーターに入れコーヒーを沸かします。
 通行人が不思議そうな、そして羨ましそうな顔で通り過ぎて行きます。
 ただよう香りの中、夕やけ小やけ橋を見て、贅沢な自然を満喫しながら至福のひとときで
 す。
 さて、今日の日程もすべて終了。 あとは無事故で家に帰るだけです。



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